NO.77 H30.2.3

来週の火曜日(2/6)の朝刊に「春期講習生・新年度生募集チラシ」を入れさせていただくので、

今週はそれにまつわるお話をしようと思います。

 

今回のチラシ制作で僕に力を貸してくれたデザイナーさん(Hさん)とは、

もうかれこれ9年来の付き合いとなります。

 

僕はHさんに「今回は〇〇な感じでやりたいんですよね」というような

曖昧なイメージばかりいつも伝えているのですが(ほとんど無茶振りですよね)、

それにひるまず、いやそれどころか彼はむしろ意気に感じるくらいの勢いで、

いつも僕の期待以上の案を出してきてくれます。

変な話ですが、Hさんが出してくれる案を見て、

「そうそうこういうのがほしかった」というのではなく、

「このHさんの案の方が自分のイメージしていたものより自分のイメージに近い」と

よく思えるくらいです(笑)

 

納得のいくチラシを出すべく10月からずっと作り続けてきたのですが、

Hさんはやはり一貫して僕のイメージを超えるものを出し続けてくれました。

彼にとっては僕がお客さんですのでもちろん料金はお支払いするのですが、

もはやそういったビジネス的な関係を超えて、

「とにかく納得のいくものを出したい一心」で二人三脚のように仕事ができました。

 

けれども、言うまでもなく、これは当たり前のことではありません。

Hさんにお願いをするようになる前は他のデザイナーさんにお願いしていたのですが、

正直なところ、案が出てくるたびに「そうだよな。こんなもんだよな…」と自分に言い聞かせるのが常でした。

その時の妥協に近いような口惜しさを今でも憶えているので、

今のHさんとの仕事(というよりやりとりそのもの)が僕には楽しく、かつ有り難いものに思えてならないのです。

 

実はHさんとは同い年ということもあり、それだけでも親しみとやりやすさはあるのですが、

僕が彼の仕事に対して抱いている信頼と安心感は年齢とは一切関係のないところにあります。

 

思うに、

「いつも相手の期待以上のものを出そう」とする心意気と、

「本当に期待以上のものを出してくる」という実力が、

僕にはたまらなく心地よく、良い刺激にもなっているのでしょう。

 

仕事というのは、「どういう人と一緒にやれるか?」によって

いくらでも面白く刺激的なものになり得るということなのだと思います。

そういう意味で、Hさんにはいくら感謝してもし足りないほどです。

 

そのHさんと本気で作ったチラシを、みなさん是非ご覧になってくださいね。

今までのとは一味違った風味に仕上がっています。

もしよろしければ塾探しをしている方に学びの森を勧めていただければ幸いです。

どうかよろしくお願い申し上げます。