No.8 H28.6.11

先週は体調を崩していくつかの授業を休ませていただきました。

大変申し訳ございませんでした。

おかげさまで回復いたしましたので、また頑張りたいと思います。

 

 

目標を持って生きることは大切なことだと思います。

最初は難しいと思っていた目標をなんとか達成できた時は、

僕も涙が出るくらいうれしかったものです。

 

重要なのは、「その目標を自分で決める」ということです。

自分で決めた目標を、自分の意志の力で達成する。

この経験がもたらす自信は実に貴重なものとなります。

 

塾生のみんなにも、こういう経験をどんどん積み重ねていってほしいと思います。

 

でも、もう1つ伝えたいことがあります。

 

それは、「目標がなくても、何事にも一生懸命取り組める人は素晴らしい」ということです。

 

「目標がないから頑張れない」と言ってくる生徒がよくいます。

でも、僕はそれを嘘だと思っています。

なぜなら、「目標があっても頑張れない人もいる」からです。

また逆に、「目標がなくても頑張れる人もいる」からです。

 

僕は、「目標があれば頑張りやすくなるだけ」だと思っています。

したがって、頑張りやすくなるだけなので、目標があっても頑張れない人もいて当然ですし、

頑張りやすくなるだけなので、目標がないから頑張れないということにはならないのです。

 

でも正直なところ、

僕も昔は「目標がないから自分は頑張れないんだ」と思い込んでいた時期がありました。

 

でも、「そう思ってしまうこと自体が甘えなんだ」と気づいてからは、

目標があってもなくても頑張れるようになったと思っています。

 

そしてそう気づいてからの方が、目標がないと頑張れなかった頃の自分よりも、

取り組み方の密度が高まったと僕は思っています。

 

中高生は今週と来週がまさに定期試験の真っ只中ですが、

試験直前はもちろんのこと、試験が終わってからも、

目標の有無に関係なく継続的に頑張れる生徒になってほしいと僕は願っています。

 

定期試験が終わってから、夏期講習が始まるまでの1か月あまりをどう過ごすか。

受験生はもちろん、どの学年にとっても重要なポイントとなる期間です。

この時期に頑張れる生徒は、夏期講習だけでなく、講習後も継続して頑張れます。

どうか志を高く抱いて、充実した日々を過ごしてほしいと思います。