No.9 H28.6.18

一部の中学を除き、今週で中学・高校の定期試験が終わりました。

中1生と高1生にとっては入学してから初めての定期試験でしたので、

「これが中学の(高校の)定期試験なのか。小学校(中学校)のテストとは全然違うな…」

という印象を抱いた生徒が大半を占めたと思います。

 

上手くいった科目もあるでしょうし、そうでない科目もあるでしょう。

大切なのは、結果に一喜一憂することではなく、

「今回の試験に向けた自分の勉強がどうだったのか?」を

正しく反省することです。

そして、その反省を次の定期試験に必ず生かすということです。

 

実際に、今回は最初のテストでしたので、

「問題自体がとても簡単だった」という可能性が高いのです。

したがって、「本当はあまり良い勉強ではなかったけれど得点だけは取れた」

という可能性も否定できません。

にもかかわらず、しっかりと反省しなければ、

次の試験で大きく失敗してしまうかもしれません。

 

良い結果を出すことはもちろん大切です。

でも「悪い結果の時にきちんと反省して、次回に必ず改善しようとする」

という心構えを持つことの方が僕は大切だと思います。

 

定期試験のたびに自分の勉強を改善していける生徒というのは、

実に魅力的なものですし、

そもそも、定期試験というものは、

そういった「自分を磨くきっかけを与えてくれるもの」だと僕は考えます。

 

今回のテスト結果はもう変えられませんし、

結果が悪かった科目はもちろん良かった科目にも、何かしら反省点はあるはずです。

だからこそ、次に向かって自分なりに反省し、それを行動に生かすような、

そういう主体的で前向きな勉強を僕は塾生のみんなに期待します。

 

「すべての成功は失敗から始まる」のだと思います。