中高生の定期試験がほぼ終わり,結果も出揃いました。今回は大幅に成績が向上した生徒が各学年ともかなり大勢いて,講師一同胸をなで下ろしています。これもひとえに質・量共にどの塾よりも厳しい勉強をこなしてくれた塾生の頑張りの賜物です。本当に感謝しています。
ところで今回の定期試験で特に感じたのは,創優会の塾生以外の生徒の学力の低下ぶりでした。どの学校のどの学年でも問題の難易度よりかなり低い平均点の教科があり,僕も市川もしばしば驚かされました。特に理社の得点の低さが目につきました。やはりゆとり教育による学力低下が深刻化しているのでしょう。
しかし,それとは逆に今回の塾生たちの取り組み方は見事でした。僕の中で今回のテーマは「いかに効率的に反復練習をこなしてもらうか」だったのですが,みんな前向きに取り組んでくれたように感じています。中には思うような結果が出なかった生徒もいますが,その生徒たちにはすでに次の試験へとつながる「種まき」をしています。今度こそ納得のいく結果が出るように,特にこの夏休みの勉強をしっかり取り組んでもらいたいと思います。
そして,今回成績が上がった塾生たちにはそれで満足せずさらなる向上心を持って頑張ってもらいたいと思います。みんなまだまだ改善の余地はあるはずです。それをクリアして,次回はより大きな喜びを手にしてもらいたいです。
この夏で創優会も3年目を迎えます。今までに培ってきた土台をステップにして,より良い塾になれるようにこれからも1日1日1時間1時間勝負していこうと思っています。生徒のみんなにとっても自分の限界に挑むような夏にしてもらえれば本望です。「毎日やれるだけやる」そんなシンプルな言葉が似合う夏期講習にしましょう。
