「考える力」と「理解する力」は、似てはいますが異なるものです。
「考える力」とは、
わからないことを『どういうことなんだろう?』『なぜなんだろう?』と考えた分だけ身につく力です。
「理解する力」とは、
わからないことが『あ、そうか!そういうことか!』と理解できた分だけ身につく力です。
「重い物を持ち上げる力」が重い物を持ち上げた分だけ身につくのと同じように…。
国語と英語の受験指導を長年経験してきた結果、僕はそう確信しています。
そうだとすると、
「考える力が足りない」というのは、
「わからないことを『どういうことなんだろう?』『なぜなんだろう?』と考えた経験が足りない」ということになります。
「理解する力が足りない」というのは、
「わからないことが『あ、そうか!そういうことか!』と理解できた経験が足りない」
ということになります。
したがって、そういった経験をきちんと積み上げていけば、
「考える力」も「理解する力」も確実に身につけていくことができます。
それは同時に、「どちらも身につけるのに才能なんて必要ない」ということも意味します。
「いくらやっても身につかなかった」ということは決してありません。
もう一度書きます。
「考える力」は、
わからないことを『どういうことなんだろう?』『なぜなんだろう?』と考えた分だけ身につきます。
「理解する力」は、
「わからないことが『あ、そうか!そういうことか!』と理解できた分だけ身につきます。
塾生のみんながこの2つの力を身につけられるように、
本当にそのことばかり考えながら、僕は毎日仕事をしています。
それは、その2つの力を身につけた先にあるのが「生き抜く力」だからです。
そして、その「生き抜く力」が人生を格段に面白く、豊かにしてくれるからです。