No.182 H19.7.14

「言葉の力」についてもう一度考えてみたいと思っています。

たとえば、「無理」という言葉が口ぐせになっている生徒がいます。

本人はただ何気なく使っているだけですが、

この言葉は使われるたびにその生徒の可能性を奪っていく恐ろしい言葉です。

「わかんない」も同様です。

本当にわからなくてこの言葉を使う生徒は、実はあまりいません。

「わかんない」と言えばもう教えてもらえると思っているから使っているのです。

でも、この言葉も確実に可能性を奪っていきます。

逆に、可能性をふくらませる言葉もあります。

それは「幸せだな」や「ありがたいな」という言葉です。

この言葉は使われれば使われるほど可能性が広がっていきます。

「成功する人は皆、感謝の気持ちを忘れない」ということも

「感謝」をすることにより心の中が

「幸せだな」や「ありがたいな」で満たされた結果なのです。

ただ、僕自身も以前は言葉の力というものを信じられませんでした。

言葉にそれほどの威力があるとはどうしても思えなかったのです。

でもある時、気づいたのです。

良い出来事が起こる前には良い言葉で心を満たしている自分に。

悪い出来事が起こる前には悪い言葉を心に忍ばせている自分に。

どんな効き目のあるクスリでも

人を一瞬で喜ばせたり、一瞬で傷つけたりすることはできません。

泣くほど感激させたり、逆に泣くほど悲しませたりすることもできません。

でも、言葉にはそれができてしまうのです。

たった一つの言葉が人生を変えてしまうことさえあります。

それほどの威力を秘めた言葉だからこそ、

大切に大切に使うべきだと僕は思うのです。

創優会には「この夏に自分を変えたい」と強く願っている生徒が大勢います。

その生徒たちに僕が今一番伝えたいことは、

「意識も行動も変えなければならないけれど、まずはとにかく言葉を変えてみよう!」

ということです。

いつもいつもマイナスの言葉を心に充満させていた生徒。

「こんなのできないよ」といつも思ってしまっていた生徒。

そんな生徒にとって言葉を変えることが大きなきっかけになるのでは

と僕は信じています。