No.215 H20.4.12

 みんなは、1日24時間、1年365日の中に時間の余裕がどれだけありますか?

 現代人は毎日をとても忙しく過ごしています。みんなもたぶんそうだと思います。

 石器人や古代人は基本的には何もしませんでした。やらないと生きていけないからやるだけであって、必要のないことは決してやりませんでした。無駄ですから。

 これが現代人となると話は違います。とにかく時間の余裕がないのです。無駄とはいいませんが、これって本当に必要なの? と思われることが日常生活の中に氾濫しています。

 そんなぎっしりと詰まった日常生活の中から何を捨てるか? 何を犠牲にするか? なかなか実行できないことなのですが、とても大切なことだと思います。

 サッカーは11人で戦います。戦い方はいろいろですが、要するに相手チームより1点でも多くゴールをあげれば勝ちなのです。

 ならば、フォワードを3人、4人と増やしていけばたくさん点を取れるような気がしますがそんなに単純なものではありません。フォワードを増やせばその分、ディフェンスを減らさなければなりません。そうすれば失点が増えることになります。それでは何の意味もありません。ゴールキーパー以外の選手10人をフィールドプレーヤーといいますが、どこかのポジションを増やして強化すれば、他のポジションが弱体化してしまうわけです。

 では、どのように選手を配置すれば勝つ確率が高くなるのでしょうか? その答えはありません。11人の選手には特性があるからです。「何を活かすために何を捨てるか」これを決断するのが監督の仕事なのです。

 誰が見ても不必要なことはあります。でも、不必要だと分かっていながらやっていることってそんなにはないはずです。それなのに何かを捨てなければ新たな行動は起こせません。何を捨てるかは自分自身にしか分からないものなのです。

 要するに「何を活かすために何を捨てるか」を自分で決断しなければならないということです。

 学校生活で一日の半分を費やしてしまうのが学生の日常です。その学校生活をただ周りに流されるだけでなく、自分にとって有意義な時間にすることがまず先決ですが、残された時間をどのように過ごすかを今一度じっくりと考えてみてはいかがでしょうか