人生を二つに分けるとすると、
「成人」で分けたり、
「定年退職」で分けたり、
人生80年ということで「40歳」で分けたり、
と様々な区切り方がありますが、
僕は「30歳で分ければいいのでは」と考えています。
その理由はいたってシンプルで、
「30歳までは他人のまねをすることから多くを学べるけれども、
30歳からは他人のまねをいくらしても何も学べない」
と僕が信じているからです。
「学ぶ」という言葉が「まねる」という言葉から生まれたように、
「学ぶ」ことと「まねる」ことは切っても切れない関係にあります。
塾生のみんなも創優会に通うことで
「勉強の仕方をまねる」⇒「勉強の仕方を学ぶ」
という構造の中にいるわけです。
だから、「学びたければまねしなさい」と言い切ってしまうことも可能です。
でも、それが許されるのは「30歳」までだと僕は思っています。
「30歳」を過ぎて人のまねばかりしている人に
僕は「人間としての魅力」をあまり感じません。
まるで「ぽっかりと大きな穴のあいた人」のように見えてしまうのです。
塾生の中には
「自分が何をしたいのかどうしてもわからない」
と悩んでいる生徒も少なからずいると思うんです。
でも、それでいいんです。何も恥ずべき事ではありません。
ただやっぱり苦しい思いは続きますよね。
どうすればいいのかわからないんだから。
じゃあどうすればいいのか?
「たくさんまねをしてみればいい」と僕は思うんです。
身の周りにいる尊敬できる大人でも
本や映画で出会った素晴らしい偉人でもだれでもかまいません。
実在しない人でもいいんです。
とにかく「まね」をしてみる。
その人になったつもりでやってみる。
そして、それを続けてみる。
それが結果的には「確かな道」になると僕は思います。
あのイチロー選手も大好きなプロ野球選手(田尾安志選手)の物まねから
野球を始めたと言っています。
そして、それが大いに役立ったとも言っています。
30歳の誕生日まで全力で「まね」に取り組めたとしたら、
いつの間にか自分の中に「軸」が出来ていることに気づくでしょう。
そしてその「軸」こそ「自分らしさ」であり「自分そのもの」であると悟ることでしょう。
「まね」から始める人生こそ「最も確かな人生」だと僕は思います。
でも、30歳がタイムリミットです。お忘れなく!
