No.295 H22.1.30

人生を二つに分けるとすると、

「成人」で分けたり、

「定年退職」で分けたり、

人生80年ということで「40歳」で分けたり、

と様々な区切り方がありますが、

僕は「30歳で分ければいいのでは」と考えています。

 

その理由はいたってシンプルで、

「30歳までは他人のまねをすることから多くを学べるけれども、

30歳からは他人のまねをいくらしても何も学べない」

と僕が信じているからです。

 

「学ぶ」という言葉が「まねる」という言葉から生まれたように、

「学ぶ」ことと「まねる」ことは切っても切れない関係にあります。

塾生のみんなも創優会に通うことで

「勉強の仕方をまねる」⇒「勉強の仕方を学ぶ」

という構造の中にいるわけです。

だから、「学びたければまねしなさい」と言い切ってしまうことも可能です。

 

でも、それが許されるのは「30歳」までだと僕は思っています。

「30歳」を過ぎて人のまねばかりしている人に

僕は「人間としての魅力」をあまり感じません。

まるで「ぽっかりと大きな穴のあいた人」のように見えてしまうのです。

 

塾生の中には

「自分が何をしたいのかどうしてもわからない」

と悩んでいる生徒も少なからずいると思うんです。

でも、それでいいんです。何も恥ずべき事ではありません。

ただやっぱり苦しい思いは続きますよね。

どうすればいいのかわからないんだから。

じゃあどうすればいいのか?

「たくさんまねをしてみればいい」と僕は思うんです。

身の周りにいる尊敬できる大人でも

本や映画で出会った素晴らしい偉人でもだれでもかまいません。

実在しない人でもいいんです。

とにかく「まね」をしてみる。

その人になったつもりでやってみる。

そして、それを続けてみる。

それが結果的には「確かな道」になると僕は思います。

 

あのイチロー選手も大好きなプロ野球選手(田尾安志選手)の物まねから

野球を始めたと言っています。

そして、それが大いに役立ったとも言っています。

 

30歳の誕生日まで全力で「まね」に取り組めたとしたら、

いつの間にか自分の中に「軸」が出来ていることに気づくでしょう。

そしてその「軸」こそ「自分らしさ」であり「自分そのもの」であると悟ることでしょう。

 

「まね」から始める人生こそ「最も確かな人生」だと僕は思います。

でも、30歳がタイムリミットです。お忘れなく!