No.358 H23.8.3

この欄にも何度か書いたことのある行きつけの居酒屋が、

7月いっぱいで閉店しました。

店舗移転によるものなのですが、

移転先が手稲区ではないのでなかなか通えなくなります。

寂しいかぎりです。

 

そこは美味しくてボリュームもありしかも安いという、

三拍子そろった申し分のない(今どき珍しい)お店でした。

 

でもそのことよりも、

僕は「マスターの仕事ぶり」に最も魅力を感じていました。

 

一品一品、本当に心をこめて真剣にマスターは作ってくれました。

どんな料理にでも、マスターの心はこもっていました。

それは居酒屋の料理というより、まさに「作品」でした。

 

ある時僕が「マスターの料理は本当にいつも心がこもってるよね」と言ったら、

マスターは「仕事っていうのは心をこめてするもんだから」とつぶやきました。

 

そんな素晴らしいマスターの新しいお店の成功を

僕は祈るとともに確信しています。