No.511 H27.2.21

今週は、国公立大の二次試験が目前に迫った高3生に向けて書きます。

いつもとは少し違う文章になりますが、よろしければ最後までお読みください。

 

 

勝負のときが間近に迫っています。

緊張を感じる瞬間が少しずつ増えてきているのかもしれません。

 

でも、やるべきことはわかっているよね。

24日までは「ひたすら自分を疑う」こと。

そして当日は「ひたすら自分を信じる」こと。

 

でもおそらく、君にはもうこんな言葉は必要ないのでしょう。

 

やると決めたらいつだって全力で物事に取り組んできたのが君だ。

それは小学生の頃から変わらない。

勉強も野球も、自分でやると決めたら君はいつだってひたむきだった。

 

先生はそういう君を見ているのがたまらなく好きだった。

との塾生にも、物事に対して君のように取り組んでほしいといつも望んでいるくらいだ。

 

25日の本番が、その君の頑張りの集大成になるんだね。

 

実は、先生は何も心配していません。

それは、君の合格を確信しているということ以上に、

君の「その生き方」がこの大学受験の合否とはまったく関係なく、

世の中から確実に必要とされると強く信じているからです。

 

豊かになったからなのでしょう。

残念ながら今の日本には(おそらく世界でも)、

物事に本気で取り組める人間が少なくなってしまったと先生は思っています。

自分に対する言い訳がどうしても先に立つ人間が増えたとも思っています。

おそらく先生もその中の一人なのでしょう。

 

そんな世界には、君のような「強い意志の力で難局を打開できる人材」が絶対的に必要なのです。

いや、本来どんな世界でも必要とされるけれども、今はその度合いがかなり強まっているのです。

大学に行っても、その後どこの世界に行っても(それが外国であっても)、

今のその姿勢を失わず、たえず自分を磨き続けていけば、

君はどこへ行ってもだれからも必要とされるでしょう。

それは先生が保証します。

 

そしてもう1つ。

君のその「人としての優しさ」に1人でも多くの人間が触れられることを先生は願っています。

君と出会うことは、その人にとってなんらかの喜びとなるはずだから。

 

先生も長い間君を指導できて、本当に幸せでした。

こんな厳しい人間に今までついてきてくれてありがとう。

心から感謝します。

 

では、25日の試験を「納得のいくもの」にしてきてください。

君の合格とこれからの素晴らしい人生を、先生はいつもいつまでも信じ、応援しています。

頑張れ、直。