以前も書いた内容なのですが、今の中3生を見ていて痛切に感じることがありますので、また書いてみます。
僕が北海道に着て来月で丸4年になります。住んだことのない土地でやったことのない「会社の起業」をする訳ですから、とにかく毎日が緊張感に満ちていました。「当時の水木は目がつりあがっていたよね」と言われるほどです。全てが初体験であり、本当にわからないことだらけでした。
しかし、そんな苦しい中で一番難しかったのは「自分を信じること」でした。
「自分を信じて思い切ってやるしかない」と頭ではわかっていながらも「でも失敗したらどうしよう」と不安に駆られた夜も度々ありました。「自分を信じられる人間なんて本当にいるのか?」などと開き直りそうになる自分さえいました。そして、実際のところ失敗ばかりでした。「自分は何も知らなかったんだ」と目の前が真っ暗になる経験もたくさんしました。塾が始まってからも失敗の連続でした。予想したことがことごとく裏目に出る時期も長く続きました。夜は寝られないのが当たり前で、「どうやって寝るのかわからない」こともありました。とにかく、失敗が苦難となり、またその苦難が次なる失敗を産むような、つらく険しい日々でした。
それでも、なんとか自分を励まして、自分を勇気付けて、多くの困難に見舞われながらも何とか会社を続けてくることができました。当時、「3年以内につぶれる会社が70パーセント、10年以内につぶれる会社が99パーセント」と言われていた中で、ここまでなんとか塾を存続させて来られました。塾生のみんなや御父母の皆様方のお陰です。本当に本当に感謝しています。
だからこそ、そんな体験をしたからこそ、僕は中3のみんなにこう言いたいのです。
「たった1度きりの人生。いつの日か自分を信じられるようになるためには、今という時間を大切に全力で生きてみるしかないんだよ」と。
たかが高校受験。されど高校受験。考え方は様々でしょう。でも大切なのは、「その後の人生にどうつなげていくか」です。「精一杯の失敗」があるから「胸一杯の成功」があるのです。僕は心からそう思います。
中3生のみんなが今を精一杯全力で生き抜いてくれることを願い、信じています。
