「授業は試合なんだな」 生徒たちとそんな気持ちを共有しながら2学期の授業をやっていきたい。そんなことを思いながら2学期がスタートしました。
プロ野球の選手は一週間におよそ6試合、サッカーのJリーグの選手は一週間におよそ2試合を戦っています。試合のない日は次の試合に備えて準備(練習)をするか、前の試合の疲労を回復させるために休養をとるかのどちらかです。もちろんプロですからファンサービスをしたり、プライベートな時間も大切にしているでしょうが、あくまでも試合でベストを尽くすために一週間は構成されています。
塾生たちは一週間に2回から4回の授業を受けていますが、塾生の一週間も同じように構成されているとすると、授業は試合と同じなのだと考えることができます。授業で学んだことをきちんと定着させるため、そして次の授業でより多くの成果を得るために家庭学習があるわけです。しっかりとした家庭学習がなければ授業でも思い描いたような成果が得られない。本来、そうあるべきなのでしょう。
でもよくよく考えてみると、授業という名の試合は講師の管理運営のもと、つつがなく進行していくものです。もちろん、確認テストがあったりするのですが、それは数十分間だけであとは生徒の頑張りとは無関係に授業は進んでいく可能性があります。
ところが、授業が規定通りに終わると生徒も終わった気になってしまうものです。クラスの授業が終わっても自分の学習は不十分なはずなのに、授業の終了と同時に自分の学習も終わった気になってしまうのです。この状態を何とか変えたいなと思っています。みんなの頑張りをエンジンにして進めることができればいいな、と思っています。
そのように授業を進めていくと、予定した内容が終わらなかったり、生徒たちの理解が不完全なままで終わったりするかも知れません。でも、きちんと予定通り終わってもそれで生徒が十分に理解したとは言えないのですから、授業というものは不完全なまま終わってしまう方がいいのかも知れません。
自分にとって授業が不完全だからこそそれを補うために家でも頑張ろう。そんな気持ちになれるのだと思うのです。
「みんなが一生懸命でなければ授業が進まない。授業が成り立たない。」
そんな気持ちを持って授業に臨む。教室にいる全員がそんな気持ちを持って授業を作っていくことがとても大切だということを共通の認識として頑張っていこうと思っています。
みんなも、授業は自分たちが作っていくものなんだ、という気持ちをもって臨んで欲しいと思います。
