先日このようなことがありました。
ある学年で英単語の試験をしたのですが、
クラスの半数が不合格となったのです(10点中8点が合格)。
しかも、みんなが合格点には遠く及ばない点数でした。
その不合格の生徒たちは完全になまけていたわけではありません。
少ないながらも家で勉強してきており、
さらに塾にも早く来て、授業前に1時間以上勉強していたのでした。
そこで、僕は「これはいい機会だ」と思い、
全員にもう30分だけ勉強する時間を与えました。
すると、今度は全員が9点以上で合格しました。
最初のテストでは1点だった生徒もです。
でも、僕にとっては予想通りの結果でした。
このことは何を意味するのでしょうか?
まず考えられるのは、
「いかに真剣に勉強しなかったか」という事実です。
実質30分で覚えられるものを
数時間かけても覚えられなかったのですから。
でも、僕にとっては次の事実の方が重要です。
それは、「真剣にやれば30分程度で覚えられる」ということを
その生徒たちはまったく気づいていなかったという事実です。
つまり、「自分が真剣に取り組んだらどれだけ成果が上げられるか」
に当の本人たちがまったく気づいていなかったのです。
実は上記のケースこそが勉強が苦手になる最も多いパターンなのです。
すなわち、「勉強に真剣に取り組んだことがない」のです。
真剣に取り組んだ経験がないまま、
「それが自分の勉強のスタイルになってしまっている」のです。
僕はしみじみ思います。
「ラクをしたかったら真剣にやればいいのに」と。
その方がはるかに短い時間で済みます。
残った時間で心おきなく遊ぶこともできます。
結局、成果をあげられるかどうかは
やはり「その人間の取り組み方」次第なんですね。
「取り組み方」さえきちんとしたものであれば、
自動的に成果は出せるんです。
「自分には無理」なんて思う前に
一度でもいいから真剣にやってみることです。
そこから世界は変わります。
「世の中の縮図」のような小6英語クラスなのでした。
