No.220 H20.5.24

先日このようなことがありました。

ある学年で英単語の試験をしたのですが、

クラスの半数が不合格となったのです(10点中8点が合格)。

しかも、みんなが合格点には遠く及ばない点数でした。

その不合格の生徒たちは完全になまけていたわけではありません。

少ないながらも家で勉強してきており、

さらに塾にも早く来て、授業前に1時間以上勉強していたのでした。

そこで、僕は「これはいい機会だ」と思い、

全員にもう30分だけ勉強する時間を与えました。

すると、今度は全員が9点以上で合格しました。

最初のテストでは1点だった生徒もです。

でも、僕にとっては予想通りの結果でした。

このことは何を意味するのでしょうか?

まず考えられるのは、

「いかに真剣に勉強しなかったか」という事実です。

実質30分で覚えられるものを

数時間かけても覚えられなかったのですから。

でも、僕にとっては次の事実の方が重要です。

それは、「真剣にやれば30分程度で覚えられる」ということを

その生徒たちはまったく気づいていなかったという事実です。

つまり、「自分が真剣に取り組んだらどれだけ成果が上げられるか」

に当の本人たちがまったく気づいていなかったのです。

実は上記のケースこそが勉強が苦手になる最も多いパターンなのです。

すなわち、「勉強に真剣に取り組んだことがない」のです。

真剣に取り組んだ経験がないまま、

「それが自分の勉強のスタイルになってしまっている」のです。

僕はしみじみ思います。

「ラクをしたかったら真剣にやればいいのに」と。

その方がはるかに短い時間で済みます。

残った時間で心おきなく遊ぶこともできます。

結局、成果をあげられるかどうかは

やはり「その人間の取り組み方」次第なんですね。

「取り組み方」さえきちんとしたものであれば、

自動的に成果は出せるんです。

「自分には無理」なんて思う前に

一度でもいいから真剣にやってみることです。

そこから世界は変わります。

「世の中の縮図」のような小6英語クラスなのでした。