No.288 H21.11.21

先日、祖母の一周忌で帰省しました。

僕の仕事の都合で1か月以上早めてもらったのですが、

それでも「あれからそんなに経ったのか…」というのが正直な気持ちです。

 

僕にとって「一緒に暮らしたことのある人の死」は初めてのことでした。

それがいつか必ずやってくるのは頭ではわかっていましたが、

実際に経験してみると「何もわかっていなかったんだな」と思えました。

その分、悲しみも大きくなりました。

 

その日から僕は

「いつか必ずやってくる大切な人やものとの別れ」

を強く意識して生きることになりました。

 

家族3人での今の生活もいつか終わりを迎えます。

それがどのような形なのかはわかりませんが、

終わりを迎えることだけは確かです。

 

この仕事を続けていられるのにもいつか終わりが来ます。

その終わりが納得のいくものであるようにと

自分に出来ることを日々積み重ねてはいるのですが、

これもまたいつどのような形で終わってしまうのかはわかりません。

 

人間というのは、わからないまま生きていく存在なのだと思います。

いやむしろ、わからないからこそ生きられるのかもしれません。

 

「たった一度きりのこの素晴らしい人生。後悔だけはしないよう大切にするからね」

僕は祖母にそう語りかけました。