仕事柄、受験生を毎年見守り続けていますが、
この時期思うことはいつも同じです。
「自分を信じて最後の最後まで頑張れ!」
この一言です。
生まれて初めての高校受験(大学受験)なのですから、
自信満々で臨むなんてことはまずできません。
「不安に胸が押しつぶされそうになる瞬間を日に何度も味わう」
だれもがそういった重苦しい時を過ごしているのだと思います。
その苦しい時にこそ問われるのが、
「自分を信じる力」です。
「自分に自信が持てないんだから、自分なんて信じられる訳がない」
と思ってしまう人もいるでしょう。
昔の僕もそうでした。
でも、違うのです。
「自分に自信が持てないからこそ、自分を信じる」のです。
不完全な自分。頼りない自分。中途半端な自分。ダメな自分。
そういうことは百も承知で、それでも、「自分を信じる」のです。
だって、自分は今のこの自分でしか生きられないのですから。
自分くらいは自分を信じてあげなければどうしようもありません。
だれかが助けてくれるのなら話は別です。
でも、自分以外のだれも自分を助けられないのです。
自分だけが自分を助けられるのです。
だからこそ、「自分を信じる」という力が最後の最後の土壇場で問われるのです。
完璧な勉強をしてきた受験生など絶対にいません。
不安で不安で仕方ない気持ちはみんな一緒です。
だからこそ、試験当日に自分を信じて思いっきりぶつかってきてほしい。
今まで積み上げてきたものの全てを出し切ってきてほしい。
その苦しい経験を経て、人は「自信」をつかむのです。
苦しみ抜いた先に、苦しんだ分だけ大きな「自信」を手にするのです。
「自分を信じる」経験の先に「自信」が待っている。
だから、自信なんてなくて当たり前だと僕は思います。
そうして僕の思いは、やはりこの願いに行きつきます。
「自分を信じて最後の最後まで頑張れ!」
