「時間を大切にする」ということについて自分なりの考えを持つことは
かなり大事なことだと僕は思っています。
そうすれば「自分の時間の使い方に対する判断基準」ができるからです。
たとえば、本を一冊読んだとします。
でも僕は、その「読んでいる時間」そのものはそれほど大切だと思いません。
読むという行為そのものよりも、
読みながら、あるいは読んだ後にじっくり時間をかけて
「結局筆者は何が言いたいのか?」
「その主張の理路はどのようなものなのか?」
「その本から自分が影響を受けた部分はどこか?」
「なぜその部分から影響を受けたのか?」
「その影響から自分はどのように行動すべきなのか?」
「その行動は具体的にどのようになされるべきなのか?」
というようなことを1つ1つ考えていくのです。
その「あれこれ考える時間」こそが僕にとっての「大切な時間」となるのです。
読書だけではありません。
毎日仕事やら何やらに追われる日々ですが、
その出来事そのものではなく、
一日の終わりに「その日の出来事の意味をあれこれ考える時間」が大切なのです。
これをしないと、「積み重なっていく感じがしない」んです。
逆に、その「積み重なる感じ」が次の日への励みにもなるのです。
一日の時間をスケジュールでぎっしりにすることより、
僕にとっては「後からじっくり振り返る時間を持つこと」の方が
はるかに重要なことに思えます。
数年前この事に気づいた時、
「本当に大切なことに気がつけた」ととても嬉しかったのを今でも覚えています。
