No.353 H23.6.18

「時間を大切にする」ということについて自分なりの考えを持つことは

かなり大事なことだと僕は思っています。

そうすれば「自分の時間の使い方に対する判断基準」ができるからです。

 

たとえば、本を一冊読んだとします。

でも僕は、その「読んでいる時間」そのものはそれほど大切だと思いません。

 

読むという行為そのものよりも、

読みながら、あるいは読んだ後にじっくり時間をかけて

「結局筆者は何が言いたいのか?」

「その主張の理路はどのようなものなのか?」

「その本から自分が影響を受けた部分はどこか?」

「なぜその部分から影響を受けたのか?」

「その影響から自分はどのように行動すべきなのか?」

「その行動は具体的にどのようになされるべきなのか?」

というようなことを1つ1つ考えていくのです。

その「あれこれ考える時間」こそが僕にとっての「大切な時間」となるのです。

 

読書だけではありません。

毎日仕事やら何やらに追われる日々ですが、

その出来事そのものではなく、

一日の終わりに「その日の出来事の意味をあれこれ考える時間」が大切なのです。

 

これをしないと、「積み重なっていく感じがしない」んです。

逆に、その「積み重なる感じ」が次の日への励みにもなるのです。

 

一日の時間をスケジュールでぎっしりにすることより、

僕にとっては「後からじっくり振り返る時間を持つこと」の方が

はるかに重要なことに思えます。

 

数年前この事に気づいた時、

「本当に大切なことに気がつけた」ととても嬉しかったのを今でも覚えています。